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こんにちわ、TURFです。
ヴィンテージ市場で説明不要の大人気ブランド、Champion(チャンピオン)。
それを語る上で外せないのが、REVERSE WEAVE(リバースウィーブ)。
厚みのある生地や動きやすいシルエットが特徴のリバースウィーブは、ヴィンテージから現行モデルまで今や定番中の定番のスウェットです。
実はこのリバースウィーブ、革新的な技術を取り入れているのをご存じでしょうか?
リバースウィーブとは、縦方向への縮みが出やすいというスウェット本来の弱点を克服するため、チャンピオン社が1934年に開発した衣類製法のことです。
縦に使用する生地を横に使用することにより縦縮みを防止する=縦と横の生地を逆に使用する。そんな理由から「リバースウィーブ」と名付けられました。
またヴィンテージのリバースウィーブは、襟タグにより年代判別が可能です。ランタグ、タタキタグ、単色タグ、トリコタグ、刺繍タグというワードは古着好きなら一度は聞いたことがありますよね。
今回は、単色タグ(1970年代)のリバースウィーブスウェットをディティールとともにご紹介!
グリーン×オレンジのTHE美配色。サンフェードにより褪色した落ち着きのあるグリーンがいいですね。
流行りの刺繍タグ(90年代)と比べ、アームホールが細めで、大人のアメカジとしてスタイリッシュに合わせやすいシルエットです。Lサイズなので着丈もしっかりあります。
エンジの単色タグ。90%コットン/10%ポリエステルの混紡素材。1970年から76年頃に製造された前期型のタグです。ちなみに後期型だと、90%コットン/10%アクリルの混紡素材になります。ポリエステルと比べて、肌触りに優れたアクリルへと移行します。
フロントには「OSWEGO STATE」のラバープリント。ニューヨーク州の都市、オスウェゴ。この近辺の大学で使用されていたものだと思います。
クラックの入ったラバープリント。色も文字も、しっかり残っています。
袖先にはパンク、ダメージ。雰囲気抜群なので良しとしましょう(笑)
画像の通り、年代の近い501 Big Eなんかと合わせたら最高です!刺繍タグやトリコタグと違って、単色タグは枯渇スピードが増しています。特にLやXLサイズは、中々見つかりません。探されていた方は是非、この機会に!