[Levi'sヴィンテージ]501の完成形と評される501XX(47モデル)

[Levi'sヴィンテージ]501の完成形と評される501XX(47モデル)

こんにちわ、TURFです。

「Levi's(リーバイス)」のヴィンテージデニムの中でも特に人気を集めるのが「501XX」です。501XXは1940年代後半から1966年頃までの期間で生産されたモデルです。XXとは、Extra Exceed(エクストラ・エクシード)の略で、「最高品質のデニム」という意味があります。

パッチやボタン、ボタン裏、リベット、ステッチ、赤タブなど様々な要素からモデルや年代を推定できるのがリーバイスの面白いところです!

今回は501の完成形と評される1947年~52年の間に生産された501XXの通称47モデルをご紹介!


フロント全体
色落ちはしているものの、ペンキ飛びのある雰囲気抜群の個体です!腰回りにはゆとりがあり、すっきりとしたストレートシルエットです!

また、ウエスト実寸で約90cm(W36程度)のBIGサイズというのも魅力!


バック全体
革パッチ、アーキュエットステッチは残念ながら残っていません。ですが、赤タブは健在!

バックセンターループ
背面のベルトループが中央にセットされている通称「センターセット」です。


赤タブ
右バックポケットに縫い付けられた赤い布を「赤タブ」といいます。1930年代にリーバイスに似たデザインのデニムが販売され始めたので、即識別できるよう考案されたディテールです。

1950年初頭まで赤タブは片面だけに刺繍が施されていたので、47モデルは「片面タブ(ONE SIDE)」と呼ばれています。


ウエストバンド
年代的にウエストバンドの上部分がシングルステッチとなります。

リベット
銅製のリベットを採用しています。


ボタン裏刻印
トップボタン裏の数字・英字による刻印で、製造工場・年代が判別できます。ざっくりと1桁は50年代から70年代、2桁は60年代から80年代、3桁は80年代から2000年代初期、4桁は現行モデルと年代判別ができます。

こちらの個体は、フラットな無印です。

Vステッチ
フロントトップボタン脇にミシンに返し縫い機能がなかった1960年代まで見られた縫製の「Vステッチ」が入ります。これも501XXの特徴のひとつ。


隠しリベット
剥き出しのリベットで馬具などを傷つけないようにするため、バックポケットの生地をリベットの上にかぶせるように縫う手法です。「隠しリベット」は1937年から1966年まで採用された仕様です。これもまた501XXの代表的なディティールとなります。


コインポケット
年代的にコインポケットの裏側がシングルステッチです。


バックポケット
年代的にバックポケットの裏側がシングルステッチです。


セルビッチ
アウトシームには通称「耳」と呼ばれる「セルビッジ(生地端のほつれ止め)があります。白地×赤糸のセルビッジを「赤耳」といいます。


サイドステッチ
補強のためのサイドステッチが長いのが47モデルの特徴です。


40s 501XX デニムパンツ 47モデル 片面タブ
W36程度 / ¥990,000(税込)

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